さらさらと流れてゆく透明な水晶水の川に足を浸していると、つんとした涼やかさに体まで澄んだ透明になってゆくような気がする。
黒猫はそこにたたずんで、毛並みを洗う。
冷たく濡れた前脚を舌で拭い、体を舐める。
「うん、今日もいい感じだね」
ふるりと体を振るうと、水晶の雫石がはらはら落ちて輝く。
こうして毛並みに艶をだすと、星のように輝く毛並みになるのだ。
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設定
年齢:15〜18歳くらい?
不思議な世界に住んでいる。
けど、それは他のみんなとちょっと世界がずれているだけ、とも言える。
彼のいる場所は宇宙空といって夜空と明け方の境目に存在する藍晶石の色をした空間です。
透明な水晶の水が流れて、雲母をちりばめた硝子石の砂野原や砂岩の平原やら方解石やら不思議できれいなものがたくさんあるところです。
この世界で一番価値のあるものは瑠璃石で、ミストフェリーズはそれを探していたりします。
鉱石好きという密かな設定。
だから実はタガーの着けている蛋白石も気になっていたり。
そんな話も書きたいです。
あと、設定としては真っ黒つやつや。
耳の先から尻尾の先まで黒い金色の目をした猫という設定。
てか、あんな白いとこあって黒猫名乗れるんならマンカストラップさんもタガーもタンブルもバストファージョーンズ氏だって黒猫だ。